2019年秋、フランス八重奏団の生演奏とともに上映するシネコンサート、「ビヨンド・シネマ」公演決定!
1920年代に制作された無声映画の名作『笑う男』と『オペラ座の怪人』に寄り添う室内楽の調べ。
珠玉のライブ演奏がレトロムービーと出会うとき、新たな感動の世界「ビヨンド・シネマ」が始まります。
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新着情報

上演プログラム

笑う男

製作:カール・レムリ(ユニバーサル)/原作:ヴィクトル・ユゴー/監督:パウル・レニ/出演:コンラート・ファイト、メアリー・フィルビン、オルガ・バクラノヴァほか/1928年/アメリカ映画/サイレント・日本語字幕/115分

ドイツ表現派映画監督のパウル・レニがアメリカに渡り、1928年に制作した無声映画。原作はヴィクトル・ユゴーの同名長編小説。作家をして「私はこの作品より優れた小説を書いたことがない」といわしめた『笑う男』は、17世紀イギリスを舞台に、常に作り笑いを浮かべる顔にされてしまった貴族の息子の波瀾万丈の半生を描いた物語。主人公を演じるのは『カサブランカ』でドイツ軍将校を演じたコンファート・ライト。ヒロイン、デアをメアリー・フィルビンが演じている。

オペラ座の怪人

製作:カール・レムリ(ユニバーサル)/原作:ガストン・ルルー/監督:ルパート・ジュリアン/出演:ロン・チェイニー、メアリー・フィルビン、ノーマン・ケリーほか/1925年/アメリカ映画/サイレント・日本語字幕/90分

ガストン・ルルーの同名小説を基に1925年に制作された無声映画。監督はルパート・ジュリアン。サイレント映画時代の名優・怪奇スターであるロン・チェイニーの代表作として知られている。『笑う男』でヒロインを演じたメアリー・フィルビンが本作でもクリスティーナ役で登場。現在ミュージカル等でなじみ深い登場人物の三角関係を中心とせず、原作に忠実に怪奇な世界が描かれる。

無声映画と音楽の出会い


長く「幻の名作」と言われていた無声映画『笑う男』だが、1997年にシネマテーク・フランセーズとボローニャ市立シネマテーク、イタリアシネマテーク財団の協力によって、70年ぶりに復元された。
これを見た当時のカンヌ映画祭監督週間の委員長、ピエール・アンリ・ドロー氏はカナダの作曲家、ガブリエル・ティボドー氏にオリジナル楽曲を依頼。
翌年の1998年、カンヌ国際映画祭監督週間のオープニングにおいてフランス八重奏団の演奏とともに上映し、大成功を収めた。

数多くの無声映画用伴奏音楽を作曲しているティボドーが、『笑う男』のエスプリのみならず、フランス八重奏団の音質までも研究して作曲した音楽は、これ以上ないほどの一体感で映像に寄り添い、フランス八重奏団の素晴らしい演奏によって映画の緊迫感と臨場感をたっぷり楽しむことができる。

2001年、ティボドーは再び無声映画のためのオリジナル楽曲を作曲。それが『オペラ座の怪人』である。本作の上演では、映画の中で歌うクリスティーナに合わせ、実際にソプラノ歌手が唄う。今回の日本公演では多方面で活躍する佐藤亜希子がスペシャルゲストとして参加。この上なく贅沢な、フランス八重奏団とソプラノの共演が楽しめる。

演奏者について

フランス八重奏団

クラリネット奏者ジャン・ルイ・サジョにより1979年に設立。ライシャ、ウェーバー、シューベルト、モーツァルト、ブラームス、ハイドン、フランセ、ラドウスキー、バッハなど、18世紀から現代におよぶ膨大な楽曲のレパートリーをもち、世界各地で演奏を行なっている。また無声映画の再興を目的に、同楽団のために特別に作曲された曲をカンヌ映画祭、ボローニャ映画祭で演奏、高く評価され各国の映画祭に招聘されている。パリ市主催庭園コンサートを20年以上担当。東京都出身の長沼由里子が第一ヴァイオリンを努める。

佐藤亜希子

洗足学園音楽大学卒業。同専攻科修了。日本オペラ振興会育成部修了。文化庁海外研修員としてミラノに留学。キエーティ市立マッルチーノ歌劇場にて、ローマ歌劇場との共同制作「トゥーランドット」にリュー役でイタリアデビュー。「マリア・ストゥアルダ」、「ルクレツィア・ボルジア」などベルカントスタイルのプリマドンナを最も得意としている。また「第9」、「ヨハネ受難曲」などのソロや各種コンサートでも活躍。藤原歌劇団団員。

推薦のことば

Photo by Leslie Kee

河瀬直美(映画監督)

1997年のカンヌ国際映画祭で『萌の朱雀』をとても気に入ってくれたピエール=アンリ・ドローさん。カメラドールを受賞した夜、彼は私に「この喜びは今夜だけにしなさい」と言った。それは、受賞の上にあぐらをかくことなく、常にハングリーで新しい作品を創り続けなさいというメッセージ。もう20年以上前のことであるが、私は今でもその言葉を胸に、創作活動を続けている。今年、彼が愛してやまない映画『笑う男』が日本でシネコンサートとして上映されると聞いた。1927年に制作されたこの映画が、こうして今の時代に、しかも異国の地で上映される。芸術は海を越える。それはけっして色褪せることがない。

映画『笑う男』が日本で素敵な出逢いに恵まれますように。
そして、次の世代へ繋がってゆくことを願います。

公演概要:『笑う男』

指揮:ガブリエル・ティボドー/演奏:フランス八重奏団/ピアノ:デヴィッド・ガパール

演目名・公演日・開演時間・会場・価格・チケット発売開始日・チケット取扱い

12歳未満の方はご入場いただけません

10月23日(水)19時開演 東京・江東区文化センター

全席指定5,500円 7月10日(水)発売開始
プレイガイド:江東区文化センター TEL 03-3644-8111(受付10時〜21時)、江東区内の各文化センター、ティアラこうとう、総合区民センター、深川江戸資料館(17時までの受付)
インターネット予約:http://www.kcf.or.jp/
チケットぴあ:Pコード 550030
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1926179
藤原プロデュース:TEL/FAX 043-301-5355(9:00-21:00)

10月26日(土)18時30分開演 奈良市・なら100年会館中ホール

全席指定5,000円 7月21日(日)発売開始
プレイガイド:なら100年会館 TEL 0742‐34‐0111
チケットぴあ:Pコード 550029
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1926178
藤原プロデュース:TEL/FAX 043-301-5355(9:00-21:00)

10月27日(日)15時開演 坂井市・ハートピア春江

全席指定 5,000円 7月21日(日)ハートピア春江会員先行、7月28日(日)一般発売開始
プレイガイド:ハートピア春江窓口 TEL 0776‐51‐8800、ベル、パリオシティ、エルパプレイガイド、勝木書店本店、みくに未来ホール

10月28日(月)19時開演 高松市・レクザムホール(香川県県民ホール)

全席指定 5,000円(一般)、4,700円(県民ホール友の会会員)

7月20日(土)友の会会員、27日(土)一般発売開始
プレイガイド:香川県県民ホールサービスセンター TEL 087-823-5023(10時〜18時)、デュークショップ高松店 TEL 087-821-2345、香川県庁生協 TEL 087-832-3822、高松市役所生協 TEL 087-839-2043、ミヨシヤ楽器店(丸亀)  TEL 0877-25ー1234、三豊市文化会館 マリンウェーブ TEL 0875-56-5111、ミュージックセンターオオサカヤ観音寺本店 TEL 0875ー25ー2201、観音寺市民会館 TEL 0875-23-7600(発売開始時間は店舗により異なります)
インターネット予約:http://kenminhall.com/ticket/(席指定可・24時間受付)

公演概要:『オペラ座の怪人』

指揮:ガブリエル・ティボドー/演奏:フランス八重奏団/佐藤亜希子(ソプラノ)/ピアノ:デヴィッド・ガパール

演目名・公演日・開演時間・会場・価格・チケット発売開始日・チケット取扱い

12歳未満の方はご入場いただけません

10月25日(金)18時30分開演 盛岡市・岩手県民会館中ホール

全席指定5,500円 7月20日(土)発売開始 当日6,000円
プレイガイド:IBC岩手放送 TEL 019-623-3137(月−金 9:30-17:30)、岩手県民会館、カワトク、ローソンチケット Lコード:22737

10月30日(水)19時開演 東京・第一生命ホール(東京トリトンスクエア)

全席指定S席:7,000円、A席:6,000円 7月14日発売開始
チケットぴあ:Pコード 550031
URL:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1926180
藤原プロデュース:TEL/FAX 043-301-5355(9:00-21:00)

スペシャルイベント

『オペラ座の怪人』は着物でシネマ

着物でご来場の方にワンドリンクサービス

盛岡市・岩手県民会館:17時30分〜18時20分(会場の都合上、ソフトドリンクのみとなります)
東京・第一生命ホール:18時〜18時50分(ビール、ワイン、ソフトドリンクからお選びください)

ダブルチケット

東京公演『笑う男』『オペラ座の怪人』ダブルチケット限定発売
セットで購入の方は1,000円割引
チケット申し込み: 藤原プロデュース:TEL/FAX 043-301-5355(9:00-21:00)info@fujiwaraproduce.com

藤原プロデュースへのチケット申し込みについて

TEL/FAX:藤原プロデュース043ー301ー5355(9:00-21:00)
メール:info@fujiwaraproduce.com

お申込みに記載いただく内容
1) 御名前
2) 公演名 
□ 笑う男 
□ オペラ座の怪人(□S席・□A席)
公演名にチェックを入れてください
3) チケット枚数
笑う男(  枚) 
オペラ座の怪人(  枚)
4) 送付先住所/電話番号
*お申込みいただく際に記載いただく個人情報につきましては、当公演に関してのみ使用し、他の目的で使用することは一切ありません

東京会場の『笑う男』・『オペラ座の怪人』をセット購入いただく方は1000円割引
『笑う男』+『オペラ座の怪人(S席)』 1セット価格 12,500円 ⇒11,500円
『笑う男』+『オペラ座の怪人(A席)』 1セット価格 11,500円 ⇒10,500円

チケット代金について
1)銀行名 三菱UFJ銀行 千葉支店
2)口座番号 2439096(普通預金)
3)口座名  (カ)フジワラプロデュース
4)チケット代金にチケット送料(簡易書留郵便:392円)を加えてお振込ください。
5)振込手数料はご負担願います
6)お申し込み頂いたチケットは、指定口座への入金確認後に発送します

個人情報の取り扱いについて
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ビヨンド・シネマとは

「ビヨンド・シネマ」は、藤原邦一が代表を務める株式会社藤原プロデュースが手がける、無声映画の名作と室内楽のマリアージュを楽しむシネコンサートです。
藤原は日本企業の欧州代表として長くヨーロッパに滞在、フランスを拠点に活動していた時にフランス八重奏団の演奏による『笑う男』上映に出会い、映像と音楽がシンクロナイズした独自の芸術に言葉で表現できないほどの感動を覚えます。
その素晴らしさを日本にも伝えようと、2015年に開催された東北復興支援のための『笑う男』シネコンサート(8都市8公演)にはボランティアとして実現のために奔走しました。
2016年、日本に帰国し株式会社藤原プロデュースを立ち上げた藤原は、もう一度あの感動を伝えたいという思いに駆られ、日本での公演の実現を決意しました。
そして2019年、再演を望む声の高まりとともに、楽団と作曲家(指揮者)のスケジュールがようやく整いました。
この再演を契機に、ビヨンド・シネマがもたらす芸術の素晴らしさと様々な出会いをより大きな輪にして継続していきたいと考えています。

Byond Cinema 2019

主催: フランス八重奏団による「笑う男」シネ・コンサート香川実行委員会、IBC岩手放送、株式会社藤原プロデュース
共催: 香川県民ホール 指定管理者穴吹エンタープライズ(株)、公益財団法人坂井市文化振興事業団
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

公益財団法人日仏会館

奈良市、福井県教育委員会、福井新聞社、FBC
助成: 笹川日仏財団
協賛: 全日本空輸株式会社
協力: 公益財団法人江東区文化コミュニティ財団、江東区文化センター

協力団体:パリクラブ、ルネッサンスフランセーズ、フランスクラブ、カワイイファクトリー株式会社、株式会社TETEブランディング、株式会社クリップTMSクリエイティブ、株式会社HIGASHI-GUMI、祇園ない藤、有限会社ミックスジャムデザイン、フルスコアインターナショナル/ヴィガーK2株式会社、株式会社松なみ、F&JP Sarl、市原国際特許事務所、株式会社プロ アルテ ムジケ、アトリエ オガ
協力個人:捻金正雄(洗足学園音楽大学名誉教授)、松下京介(オペラ指揮者)、河瀨直美(映画監督)、株式会社プロ アルテ ムジケ、アトリエ オガ、コシノジュンコ(ファッションデザイナー)、鈴木庸一(前フランス駐在日本国全権大使)、吉川元偉(前日本政府代表部国際連合全権大使)、中村明一(オフィスサウンドポット代表)、諏訪綾子(food creation創設者)、今栄美智子(i produce roomプロデューサー)、三島桂太(HPPサロン代表)、外山祥子(日本舞踊家東京伝代表)、長谷川隆(国際商業編集長)、押野見由美(ケーオーデザインスタジオ)、落合真弓(ジャパンプロジェクト株式会社)

お問合わせ:株式会社藤原プロデュース
http://fujiwaraproduce.com
info@fujiwaraproduce.com

プレスリリース